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関連リンク:コワーキングSHIGA


滋賀県でも2014年に守山市にROOTが出来て以来、今プラス、マグハウスと続々とコワーキングスペースが出来ております。
その中で「コワーキングスペースを始めたい。」という人も少なからず出てきており、ありがたいことに相談をうけることも。

・コワーキングスペースを始めるにはどうすればいいのか?
・立地が悪くても人は来るのか?
・ビジネスとして成立がするのか?

管理人にとってのその質問の答えとなるものが、2015年末にFacebookに投稿したフィードにあるかもしれません。

コワーキングスペースを2年してみて良かったこと、感じたこと、


2014年1月から始まった今プラス。

2年目の節目を終える2015年12月25日(メリークリスマス)にコワーキングスペースを2年してみて良かったこと、感じたことという長文のメッセージをFacebookに投稿しました。

このメッセージからもしかするとこれからコワーキングスペースを始める方にとって有益な情報を提供できるかもしれない!と想い、このページに残しておきます。
長文とはなりますが、紛れも無く地方の中でも立地が悪いコワーキングスペースをした中で気づいたことです。

これからコワーキングスペースを始めたい人に向けて少しでも有意義な情報になればと思います。



2015年12月25日。今プラス年内最終日の投稿。

こんにちは、今プラス管理人です。
本日、年内の今プラス最終営業日となっております。
そして今プラスがはじまったのが2014年の1月5日からだったので、今日でちょうど2年目の終わりを迎えることになります。
 
湖南市でコワーキングスペースを始めて2年。どうだったのか。
今プラスのFacebook史上すんごい長文になりましたけど、まとめてみてみましたのでこれからコワーキングスペースを始めたい人も、始める人も、今プラスに来られている方も、来たい方もぜひ読んで頂けば幸いでござる。
 
あ、ちなみに今日は13時から17時までとなっています。
 

コワーキングスペースを滋賀県で2年してみて良かったこと、感じたこと。

 
コワーキングスペース「今プラス」を始めたのが2014年1月。始める前の2013年12月には「まずはコワーキングスペース行ってみねば!」と思い滋賀・京都で既にされていた4つのコワーキングスペースに実際にいってみました。
その中でROOTの山崎さん、cotoの池田さんと二人の管理人と直接話せてコワーキングスペース事情を聞けたのはものすごく貴重でした。
 
「コワーキングスペースを始めるには」や「人に知ってもらう為の方法」などネット上には載っていないことはもちろん、横の繋がりが出来たのはとてもこの後の運営にとても助かりました。なにより滋賀県で山崎さんという人がコワーキングスペースを先に始められていたことは本当に良かった。
コワーキングスペース勉強会然りコワーキングSHIGAしかり山崎さんがいなければ、誕生していない又は誕生するのがもっと数年後になっていたと思うので。
 
今プラスにもこの2年で「コワーキングスペースを始めたいんですけど。」という人が相談に来られますが、その時に「他のスペースの方の話も聞いたほうがいいですよ!」とオススメするのは、始める前に聞いた情報や繋がりが大きかったからです。
県内だけではなく京都、大阪も電車で1時間弱でいけるので、始める前は少しでも多くのスペースの管理人の方と話してみましょう。
 
 
そうして始めた今プラスは、ご存知管理人の知り合い以外の人が来るまでに半年かかりました。
 
初めての利用者である超絶プログラマの人が来られた時なんて、今プラスお休みでしたが開けましたもんね。嬉しくて。
ちなみにその方、当時サラリーマンでしたが起業されております。
 
その後も少しずつ人が訪れて最近はようやく3人から5人ぐらいのコワーキングスペースっぽい雰囲気がでるようになりました。
最初は事務所なのか、コワーキングスペースなのかわからないような状態でしたが、2年後なんとか形になってやっていけて良かったと思っております。
 
続いてはこの2年で起きたことを元に「良かったこと」と「感じたこと」をまとめていきます。
 
 

コワーキングスペースを2年してみて良かった6つのこと


 
 
 


1.知り合う人が2年前に比べて抜群に増えた。


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職業、年齢など関係なく集まる場所だからこそ知り合う人のジャンルが幅広かったです。


コワーキングスペースを始めるまでは自宅を事務所にしてホームページや印刷物を制作していたのですが、当然一人ですから人と知り合う機会はほぼありません。
知り合ったとしてもそれは依頼してくれる人のみ。

それが今プラスを始めてから訪れる人が管理人は知らない人なので、コワーキングスペースをしていなければ一生出会っていなかった人ばかりです。
職業も様々でそれがまた知り合いを増やせたという意味でも良かったです。
 


 

2.知り合うだけではなくて、話し合える関係になれた。


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最初は大体名刺交換から始まります。なので自分用の名刺は作っておくと良しですよ。(手書きの簡単なものでも。)


知り合いを増やすだけであれば異業種交流会などにいけばいいのかもしれません。ただそれでは名刺交換をしただけで、お互いのことを話し合う関係になるのは中々難しい。
 
コワーキングスペースであれば知り合うだけではなく、お互いが仕事をしながら話したりするので単なる名刺交換の知り合いだけではなく話し合える関係になれます。
管理人自身が様々な業種、境遇の人と話して一緒に仕事がしたいという思いが強いためこれはとても大きい。
(もちろん異業種交流会もすぐに知り合いを増やす意味ではいいと思いますよ。個人の感覚としてコワーキングスペースの方が性に合っていたということですのであしからず。)
 
 


3.新しい情報源ができて、これまで一人で仕事していたら得られない情報、体験ができた。


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滋賀ラボをはじめたいと思ったきっかけ。今プラスに3Dプリンターがはじめて来た日。


これも大きいなという所。
ネットには抱えきれない情報がありますが、その情報は「自分で取りに行かなければ」手に入りません。
つまり自分の視界以外にあるジャンルや情報は手に入りにくいということ。
 
今プラスにはWEB業よりもそれ以外の人が多いため、自分が知ることがなかった情報を知ることができます。
中でも
2014年はオープンデータ、Raspberry Pi
2015年はデジタルファブリケーション
 
の世界を知れたのは大きかったです。
どちらもこれからの人生において、関わりたいジャンルを数年先ではなくこの段階で知って体験できたので。
 
あと滋賀県と湖南市の事情を知れたのも良かったかも。
HZさんの情報の広さにはいつも感心しております。すごいな、あの人。
 
 


4.仕事の幅が広がった。協力関係になれる人が増えた。


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ジャパニーズの依頼のライター系の依頼を全面的に任している松岡さんにも今プラスで出会えました。本当に助かっています。


元々今プラスを始めるときに滋賀県内でWEBやっている人の知り合いが皆無だった為、そういう人が増やせたらなーという想いでもはじめました。
結果2年でコーティングお願いできる人やデザインお願いできる人、ライター依頼できる人などが増えてこれまでの制作物よりも質を出せて、更に効率化できるようになりました。
 
また自分一人で悩んでいた技術などがリアルで聞けることも大きいです。
 
 


5.わかりやすく説明できるようになって、自分の振り返りの勉強にもなった。


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人に自分の知っている、理解している情報を話すことがこんなにも勉強になることとは。


ありがたいことに今プラスに来られる人の中でWEBやフリーランス生活を中心に相談しに来てくれる人が少なからずいます。
そういう人たちにわかりやすくスッと理解してもらえるように説明するには?と考えてすこーーーしずつですが説明できるようになったかと思います。たぶんね。
 
あとは説明するということは自分の中でも理解しておかないといけないので、WEBや集客などを中心に理解度をあげることができました。
 
これまではうやむやにしていた技術や、後回しにしていた新しい情報なども率先して取ったり、試したりできるようになったんだろうなー。
 
 


6.会社としての売上もあがった。


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地方でコワーキングスペースでビジネスとして成り立たせるのはまだ難しい。だからこそ本業と併せて成長できる関係がベスト。


今プラスを作る時にそれまで4年していた個人事業主を法人にしたわけですが、これもありがたいことに会社としての売上も年々あげることができました。(微々たるものですが。)
 
今プラスに来られた人から頂いた依頼もあるし、コワーキングスペースをきっかけに頂いた依頼もあります。自宅件事務所から事務所を借りることで事務所費が新しい費用として発生しましたが、それを十分にペイできて上回るぐらいにはなれたので良かった良かった。
 
 
以上6つの良かった点です。
振り返ると「やっぱりコワーキングスペース始めて良かった。」と思っております。これに関しては2年前の自分を褒めたい。
 
こういった6つの点を得られるビジネスというのは今のところ管理人は考えられませんし、こういう良さも得られるから「コワーキングスペースが好き」なのです。
 
 
さてさて、続いては「感じたこと。」
コワーキングスペースをこれから始めたい方や始めている方は、この感じたことの方が参考になるかもしれません。
 
 
 

コワーキングスペースを2年してみて感じた6つのこと




 

1.人口5万人の町であっても駅から徒歩30分であってもコワーキングスペースを始めれば人は訪れる。


 
湖南市は人口5万人足らずの都市で、今プラスは最寄りの駅からも徒歩30分という立地にあります。
最初は湖南市でコワーキングスペース始めたとしても利用してくれるのだろうか?とか思ったのですが、2年経った今。杞憂でした。
 
今プラスの場合、湖南市民よりも他の地域から車で来られる人の方が多く、たとえ駅から離れていても人は利用してくれます。
この2年で最初は数日に一人だけだったのが、人が来る頻度も増えていき、コワーキングスペースらしさは時間が経てば経つほど成立するようになります。
 


 

2.新しい人が訪れるにはどれだけ情報を発信して知ってもらえるかが大事。


 
今プラスに人が訪れるようになった要因として、個人的に大きいと思ったのが「どれだけ情報を発信できるか。」というところ。
ただ始めました!だけではなく、どれだけの不特定多数の人に知ってもらえるかは新しい人が訪れる為に必要なポイントです。
 
今プラスではコワーキングスペースのホームページだけではなく
・滋賀県の独立したい、フリーランス向けの情報サイト→今プラス5 
・滋賀県民向けの情報サイト→KODAWARI
・湖南市民向けの情報サイト→日刊!湖南市 
 
を作って、少しでも今プラスに来られる人の中でニーズがありそうな人に情報を発信しています。こういうサイトを運営していく中でまた大きいのが、新聞、雑誌に取り上げてもらえうようになったことです。
 
情報を発信していくことでWEBとは別の媒体に取り上げてもらえて、そこでまた知ってもらえる人が増える。
 
この繰り返しをしていくことでようやく今プラス自体が滋賀県の中でも本当に少しずつ認知され利用者が増えたかなと思っております。
 
 


3.コワーキングスペース同士で連携したほうが絶対いい。


 
昨年滋賀県のコワーキングスペースオーナー同士+コワーキングスペースをしたい人でコワーキングスペース勉強会を行いました。
今年も2回行って計3回したのですが、やはりコワーキングスペース同士の連携は絶対した方がいいです。
 
もし滋賀県内のオーナー同士が知り合いにならなければ今年発刊したフリーペーパー「コワーキングSHIGA」は出来なかったですし、やはり来た人に「ROOT行ってみるといいでしょう」とか他のスペースのオススメもなかなかしにくかったと思います。
 
WEB版:コワーキングSHIGA
 
コワーキングスペースに関する情報交換もしやすいですし、やはり地方でコワーキングスペースするのであればまずは県内の中のオーナーで繋がりを持つことは必須かと。
だってコワーキングスペース同士ってライバルではないんですよ。連携し合える方が絶対にコワーキングスペースの可能性は広げることができます。
 
 

 

4.特長をしっかり出すか、逆に出さないかはすぐに決めなくてもいいかも。


 
コワーキングスペースを作るときに、特長を最初出しておくのか、または出しておかないのか。
これに関して管理人はどちらでもいいと思っています。
 
今プラスは最初は古民家というコト以外は特長を出していませんでしたが、来年以降は下記の項目でコワーキングスペースとしての色を出していこうと思います。
 
・WEB関係で仕事をしている人
・新しいWEBサービスや製品などを作りたい人、作っている人
・3Dプリンター、レーザカッターなどでモノづくりがしたい人
・起業したて、フリーランスで知り合いが欲しい人、作業場が欲しい人
・上の項目で国籍問わず。(今勉強しているポルトガル語、中国語でブラジル人、中国人、そして英語圏内の人)
 
なぜ特長を出していくのか?
特長を出していくことで、訪れる人も知り合いたいと思える人に出会える可能性が高くなります。
 
例えば教育関係の人であれば今プラスよりも教育×コワーキングスペースというテーマでひとつしている瀬田のマグハウスが絶対にオススメですし、マグハウスの方が情報交換や知り合いたい人に出会えるはずです。
他にも女性起業に興味ある人、ママさんで何かしたい人であればROOTがオススメだったりと、特長を出しておくことで「○○というジャンルであれば、あのコワーキングスペースがオススメ。」となります。
 
特長を出さないと確かに色々な人が訪れますが、やはり共通のテーマ的なものは複数であってもいいと思うんですよね。
それが最初の段階で見つけられないければ(今プラスみたいに。)最初は初めてみて、時期を見て少しずつ変えていってもいいと思うのです。
 

 
 

5.一人で管理するよりもスタッフの方を入れた方がいい。


 
今プラスは2014年の6月頃までは管理人一人で管理していたのですが、7月からアルバイトとしてスタッフの方に入ってもらい現在3名の女性の方に手伝ってもらっています。
主にメインの仕事内容はWEB制作やイラスト制作、補助になりほんとうに助かっているのですが、コワーキングスペースの運営としても助かりいます。
 
例えば管理人しかスペースにいなかったとすると、初めて来られる(特に女性の方)は遠慮してしまうと思います。
 
でもやっぱりそこに女性がいるだけで安心感とか違いますよね。あと男に比べると女性の方はやっぱり気配りが違う!管理人自身がガサツなところや抜けている所がある中で、うまくカバーして頂いたり、アドバイス頂けるのでこれも大助かりです。
 
あとは二人よりも、三人。三人よりも四人で仕事していく方がコワーキングスペースとしての活気も生まれます。
 
今年の7月までは今の3人ともう1人手伝って頂いている方がいたのですが、自分のしたいことを見つけてそれに向けて頑張ってはります。
その女性の方も含めて今働いている三人の方もいつかは辞められると思うのですが、もし辞めた場合でも次の場所で今プラスで働いた技術を活かしてもらえるように出来る限り普通のアルバイト先では出来ない技術的なものをしてもらっています。
(イラストレーター使ってイラスト作れるようになったり、ホームページ作れるようになったり。)
高い時給を払えているわけではないだけに、そういう部分で少しでも三人の方に恩返しできればと。
本当に感謝しております。
 
 

 

6.コワーキングスペース、もっと増えよう。


 
最後はコワーキングスペースもっと増えようという所です。
滋賀県ではコワーキングスペースという認知自体がまだまだ出来ていないので、増えて少しでも母数の利用者を増やすことで「次は違うスペースに行ってみよう。」となってきます。
正直今プラスの1km先、いや横に出来ても管理人は全然構いません。
 
「今プラスさんに近いからどうしよう。」とか思う必要全くありません。一緒にコワーキングスペースとしてやっていきましょう。
今年は彦根にセンゴク、andanteと納屋七が誕生した滋賀県のコワーキングスペース事情。
来年も増えそうな噂は聞いておりますので、少しずつ滋賀県でもコワーキングスペースという文化が芽生えてくるかもしれません。
 
 


管理人はコワーキングスペースという存在が好きです。とても。


いやー、長い。振り返ると長かったです。
 
コワーキングスペースによって広さや特長は違いますが、管理人自身が管理人という立場にこだわっているのは、訪れる人との関係性を深くできやすいということです。
今プラスはこれ以上広くなくていいですし、誰かに任せようとも思いません。
 
今プラスは訪れる人が「必ず誰かと会話して仕事できる場所」となり、新しいプラスになれる場所をこれからも目指していきます。
ではでは長かったですがここまでお読み頂きありがとうございます。
それでは最終日も予約など一切必要なくご利用いただけます。
メリークリスマス!!!!

とここまで読んで頂き、ありがとうございます。

また滋賀県のコワーキングスペースオーナー同士で情報交換できる場所があればいいよねということでコワーキングSHIGAというのをしています。

不定期にですがコワーキング勉強会もしていますので、まだしていないけど興味があるという方はそちらも見て頂ければ!

関連リンク:コワーキングSHIGA