関西圏だけでも多くのコワーキングスペースがあるのですが、よくよく考えるとその内の10分の1もいけてない今プラス管理人。
コワーキングスペースをする!というだけであれば自分のスペースにいればいいのですが、他のコワーキングスペースにいって実際に利用すると気づされることってとても多いんですよね。
ということで月1ぐらいは他のコワーキングスペースへいってみ、運営者同士の情報交換や実際に利用してみて今プラスにフィードバックしていこうかと。
(こんなんが出来るのも管理人いなくても、開けてくれるスタッフがいてくれるからです。ありがたや。)
ではまずは大阪枚方市にひらばのレポートです。
地域情報サイト「ひらつー」を運営しているひらばに行ってきました。
ひらばは大阪の枚方市にあるコワーキングスペースとなります。
このスペースを運営しているのは枚方市の地域情報サイトである枚方つーしん(以下、ひらつー)を行っている株式会社morondo。
今プラスでも地域情報サイトとして日刊!湖南市や日刊!滋賀県などを運営しておりますが、ひらつーに関してはそのアクセス規模もビジネスとしての本気度も全然違うぐらいレベルの高いものとなっています。
参考リンク:
枚方つーしん
元々ひらつー自体を知っていて、そこから枚方市にコワーキングスペース作るということでひらばには前から物凄く興味がありました。
関西圏でも特に行きたくて話も聞きたかったコワーキングスペースだけに今回まずは行けてよかった。(あと物凄く丁寧に対応していただきました!)
まずはこちらがひらばです。
ビルの4Fにあるコワーキングスペースでひらばの公式サイトでも紹介されている通り、窓からの景色がめちゃくちゃいい。
あとすごく窓から自然光が入ってきて、とても部屋自体の健康的な空間となっています。
この健康的な空間って作業する時にとても重要だなと思っておりまして、やはり部屋自体がどんよりしたところよりも、清々しい方が作業している方としても気持ちがいいんでしょね。
どでーんと抜けた空間はこれまたオープンスペースの良い雰囲気が出ております。
窓際には個人席としていくつか席が用意されており集中したい方にとっても最適。
更にちょっとゆっくりできるよー的なソファーの場所も。
ひらばの良い所は今のフリースペース以外にも、打ち合わせなどで一つの部屋を借りたい!という時に使える場所が2つあるところ。
オープンスペースとは場所が離れたところにあるので、会話漏れとか気にせずに使用することができます。
ひらばでは月額でのメンバー会員の制度も取り入れられており、そうするとフリーランスの人が打ち合わせをしっかりしたい時にこういう空間はとても役に立ちます。
今プラスではそういう空間がないので、どうしても会話がダダ漏れという‥。狭いスペースの性かもしれませんが、この場所があるだけでも月額会員になる時の大きなメリットになるはず。
実際に運営のお二方にお話を聞いて感じた「コワーキングスペース運営で見習うべき点」
前日にコワーキングスペースに行く前にお話をお伺いしたいという旨をメールしたところ、当日とても丁寧に対応して頂いたひらばの運営のお二方。
1時間少々ぐらい話した中でこれらの部分は今プラスを運営していく中でもとても見習うべき点となっておりました。他のコワーキングスペースに行くのが、運営上難しい!という方は参考にしてもらえると。
ホームページをメディアとして活用し、見てもらえる率を高くすること。
ひらばはひらつーとは別のサイトで、かなり積極的に情報を発信してはります。
参考リンク:
ひらば
実際にホームページを見てもらうとイベントレポを週1は必ず更新されていて、その内容もしっかり写真と文章でわかりやすく書かれています。
もちろん他のスペースでもブログを積極的に活用しているところはあるのですが、ひらばは「ひらばに関連する情報」で更新していること。
つまりいずれかのブログ記事が引っかかっても「ひらばとは関係ない記事」でないため、記事を読み終わった、もしくは記事を読みたい人はひらばに関心が高いユーザーとなります。
今プラスもここらへん反省すべき点で、やはり公式サイトにブログを設置して書くなら、最終はそのスペースに来たくなるユーザーに向けて書く必要があるんですよね。
他にもひらば利用者のインタビューもがっつり書いていますし、これがあることで「あ、ここWEB制作の人いるやん。いってみよう。」という部分になっていきます。
しっかりホームページを活用している部分、とても参考になります。
積極的なイベント開催!多彩なイベントが利用者層の裾野を広げています。
またひらばでは積極的に色々なイベントを開催されていて、中でも「これいいなー」と思うのがひらばの学校。
これはひらばで行っているスクール事業で、WEBやフリーランス向け、婚活など、プロの方を講師として招いて勉強できる内容となっています。
このイベントの良い点が、ひらば主催ではあるけれども講師はひらばを利用している方となるので、利用者同士のコミュニティ形成を一躍買ってくれるところ。
今プラスでもイベントをするときはあるのですが、基本管理人が講師役にもなるので、参加者と管理人はコミュニティが図れるけど、利用者同士の関係は広がらないという。
しかもこのイベントをきっかけに、やはり初めての人は中々行きにくいコワーキングスペースという部分も解消することができます。
少人数で行われているのも、これまたベストかなと。
見てたらVRプログラミングとか、地方やとニーズとしての数は少ないけれども「こんなん、待ってましたー!!!」という人が少なからずいる企画もしてはります。
管理人が感じたまた利用したくなる空間を掘り下げて考えてみる。
今回5時間ぐらい利用してみて思ったのが、ひらばにはまた今度数ヶ月の内に利用しに行くということです。
台湾や上海、日本のコワーキングスペースでもそうですが、一度行ってみて利用してみて「次も行こう」という動機にさせてくれるスペースには、やはり何かしら理由があるんですよね。
僕の中で、またひらばに行こうと思ったところを掘り下げてみると。
・空間がとても開放感があり、作業していて気持ちよかった→集中出来た。
・そこの空間にいる人達の雰囲気が良かった→話しても大丈夫でよーとか助け合える雰囲気の空間になっていた。
・立ち歩くことが躊躇なくできる空間だった。
最後の「立ち歩くことが躊躇なくできる空間」というのは初めてコワーキングスペースを利用した人やとわかると思うのですが、やっぱり初めての場所で色々ウロウロするというのはこれまた勇気のいる部分でして。
でもひらばはそこの部分が躊躇なく出来て、変な気遣いをしなくて良い場所でした。
それは空間デザインがそうさせる部分もあり、なおかつ運営のお二方、当日おられた方の良い意味での「放ってくれる感じ」があったから。
積極的に会話しようと干渉しすぎるという点もなく、だからといって干渉しなさすぎるという部分でもなく。ちょうど良くて、なおかつコミュニケーションが取れるところがひらばにはありました。
ハード面やソフト面含めてやっぱり他のコワーキングスペースにいって実際に利用してみたりすると、感じる部分はたくさんあるなーと。
また7月頃、ひらば利用しに行きまーす。
ではでは。