AfterEffectsのチュートリアル本を読んでいると、必ずといってぶち当たるエクスプレッションという機能。
イラストレーターやPhotoshopのソフトではこれまで使っていなかった機能だけに、最初はその言葉の意味からしてよくわかりませんでした。
おそらくAfterEffectsを始める初心者の方もエクスプレッションの機能の使い方や意味についてわからず、とりあえず進めていく場合が多いと思います。
そこで同じ初心者としてより理解度をあげるために、エクスプレッションについて少し勉強してみました。
複雑なアニメーションを作成してリンクするときに、多くのキーフレームを 1 つずつ作成するのは骨の折れる作業です。After Effects には、この作業を簡略化するエクスプレッションという機能があります。エクスプレッションは、ある時点での単一レイヤープロパティの単一の値を評価するスクリプトのような小さい部分からなるソフトウェアです。スクリプトがアプリケーションに指示を伝えるのに対し、エクスプレッションはプロパティの設定内容を表します。
エクスプレッションを使用すると、レイヤープロパティ間の関係を定義し、1 つのプロパティで複数のキーフレームを使用して他のレイヤーを動的にアニメートすることができます。例えば、ピックウイップを使用してパスプロパティをリンクすれば、ブラシストロークやシェイプレイヤーオブジェクトからマスクのパスを取得できます。
つまりは指定したキーフレーム間でにエクスプレッションを使うとアニメーションが簡単に作れるよ!というもの。
今回チュートリアル本から蝶々を羽ばたくアニメーションを作りましたが、これは元々静止画の画像を使ったものです。
左右の蝶々のY回転のプロパティで値を変えて、そこからエクスプレッションでloopOutという機能を使いました。
loopOutは指定したキーフレームの動作をループさせる機能で、これがなければいちいちキーフレームで一個ずつ作っていかなければなりません。
1987年2月生まれ、滋賀県湖南市育ち、現在湖南市の三雲駅から徒歩20分超の場所でコワーキングスペース「今プラス」の管理人をしております。
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