Filemakerで複数のパソコンで同時接続して自動で情報を反映させるなら「共有」は必須!
データベースソフトのFilemakerの強み。
それは簡単にデータベース使ってUI作って、オリジナルのシステムが作れるところにあります。
それだけではなく複数台のパソコンで一つのファイルを共有して自動的に反映させるというのも強み。
この「複数台のパソコンで一つのファイルを共有して使う方法」!なんですが、Dropboxで共有して使ってももちろん、片方で新規レコードした内容は反映されません。
反映されるようにするにはFilemakerの機能である「共有機能」を使わなければいけません。
その設定方法がネット上でわかりやすいのがなかったのでまとめてみました。
簡単!メインPC決めて、そのパソコンで共有設定するだけ!
設定といってもネットワーク設定して、情報調べて…というのは必要ありません。
そういう面倒くさい部分はFilemakerの中でしてくれます。
まず共有するには必ずメインPCでの起動が必要となります。
これはどのパソコンでも良いのですが、メインPC=ホストとしての役割をもたせて、それ以外のパソコンはクライアント(子分的立ち位置)で使います。
初期設定としては共有で使いたいFilemakerのファイルを開きます。
続いて共有設定→Filamekerクライアントと共有をクリック。
ネットワーク設定では初期でオフになっているものをオンにするだけでOK。OKをクリックして反映させます。(この初期設定をしておけば、以降は自動的にネットワーク共有がオンの状態になります。)
続いては子分側の他のパソコンです。通常はファイルを直接開いていたと思うのですが、共有する場合は、ファイル→共有ファイルを開くをクリック。
メインPC側でファイルを開いておけば、このように共有ファイルが表示されるのでそのファイルをクリックします。
あとはログインして使えば、例えば子分側で新規レコード追加したらホスト側も追加されますし、どちらかが情報を変更したら、片方にも反映されます。
もしうまくいかない!という場合は下記をすればOK。
・Filemakerが起動しない→同じライセンスキーを使っている場合は共有しての同時ファイルは開けません。なのでもう一つライセンスキーを購入しましょう。
・ホストにファイルが出てこない→同じネットワーク間にいない可能性が高いです。無線の接続SSIDなどが同じか確認しましょう。
ではでは。
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